「株式会社阿部商会」は1948年に自動車部品商として歩みをスタートして以来、自動車パーツ・用品の専門商社として、海外メーカーとマーケット、世界と日本を結びつける架け橋になってきた会社です。
同社は膨大なジャンルの製品をラインナップし、販売先は、修理工場、タイヤショップ、カー用品店、中古車ディーラー、農機店等大小含めて6000社以上に及びます。EV車や運転の自動化など自動車産業を取り巻く環境はどんどん変化していますが、オイル・バッテリー・タイヤ等の消耗品の需要は消えることがありません。
これまでは紙のカタログを作成し、顧客へ配布されてきましたが、同社と顧客双方の効率化を目指し、弊社の電子適合システムを導入頂きました。
導入の決め手や導入後の変化について、販売促進部の飯沼さんにお話を伺いました。
弊社はメーカーではなく輸入代理店という立場からこれまで様々な商材を取扱ってきましたが、「適合表」に関してはメーカー頼みでした。
しかしどのメーカーもコスト削減から紙媒体の提供をやめるところが増えて弊社にもそれが届かなくなり、結果弊社のお客様にも適合表がお出しできない。お客様からするとやはり適合表が無いと阿部さんのところの商品は買えないというお声がありました。
そこでメーカーに催促をするのですけれど、 メーカーとしてはやはり出さない、出せない、もう出さないことに決めました、と。つきましては、 ウェブサイトを見てください、というのがもう一連のどの商品でも共通の対応になりました。
ところが我々は適合表がないと商売になりません。
特に輸入車ホイールのマッチングに関しては、国産車と違って適合も複雑で適合カタログは販売ツールとしては必須とされています。
メーカーからのバッテリーの紙の適合表が提供が無くなってしまい、何年もお客様へ配布出来ない状態が続いており、困っていた中、電子適合検索の提案を頂き、導入するきっかけとなりました。
紙媒体時は、4年に1回しか更新が無かったメーカーもあり、お客様から更新が遅いとご不満もありましたが、データ化することにより更新頻度が格段に上がりました。
コスト面では、印刷、発送費用が大きな課題でしたが、こちらも大幅に削減することが可能になりました。
システム上では、適合検索結果に、在庫確認/注文ボタンをつけることにより、お客様からの電話、FAX等のお問い合わせを減らす事ができ、双方の手間を省く事が出来ました。
お客様からも、パソコンだけでなくスマートフォンでも適合を検索する事ができるので、各メーカー毎の適合本を検索する手間が省けたとのお声を頂いております。
さらに、お客様が何を検索しているのかを知ることが出来るので、今後の営業活動の参考にもさせていただいています。
他には、大手外資チェーン店様への提案時に、電子適合検索が優位となり商談が成立したケースもありました。
今後は、ワイパー、エンジンオイル、オイルフィルター、エアーフィルター類等、定期交換が必要な消耗品関連は全て電子適合システムを導入したいと考えております。
阿部商会様の取り組みは、現場課題に寄り添ったDXが大きな成果を生むことを示す好例です。
電子適合検索の導入により、業務効率化・顧客満足度向上・営業力強化を同時に実現されました。
私たちは今後も、現場で“本当に使われるDX”を支援し続けてまいります。