大手オンライン小売業の大型倉庫では、日々さまざまなサプライヤーから大量の商品を預かり、多数のスタッフが入退室を繰り返しています。盗難防止のため、従来は警備員による目視とハンディ金属探知器を用いた検査を実施していましたが、休憩・退社時間には長蛇の列が発生し、後方のスタッフは休憩開始や退社までに最大30分も待たされる状況でした。
さらに、混雑時間帯に合わせた警備員の増員はランニングコストを押し上げ、企業にとって大きな負担となっていました。
そこで同社は、当社の「盗難防止プロファイリングシステム型金属探知器」を導入。検査精度を向上しながら、スピーディーで効率的な運用を実現しました。
当初、大人数のスタッフ検査をスピーディに処理するには、警備員の増員しか解決方法が浮かばなかったため、盗難防止のために大人数の警備員を配置し、目視とハンディ金属探知器による検査を実施していました。しかし、休憩・退社など特定の時間帯にスタッフが集中し検査場には長蛇の列が発生。後方のスタッフは休憩開始や退社までに最大30分も待たされ、生産性や働きやすさに大きな影響を与えていました。
また、混雑時間帯に合わせて警備員を増員しても、混雑していない時間帯には人件費が無駄になり、時間外手当や休憩延長によるコストも増加。さらに、人による検査は精度にばらつきがあり、見落としリスクも課題となっていました。
こうした「待ち時間の長さ」「コスト増」「検査精度の不安」という三重苦が、現場の大きな悩みとなっていたのです。
導入前に、検討対象モデルを実際の倉庫現場に設置し、実地シミュレーションとテスト運用を繰り返しました。警備員による従来の検査と、当社金属探知器の検査スピード・精度を比較した結果、機器の方が安定した高精度とスピードを発揮することが明確に。 さらに、入室時と退出時の金属量の“差”を検知できるプロファイリング機能が高く評価され、「コストを抑えつつ、見落としのない検査ができる」という確信が導入の決め手となりました。
金属探知器を各フロアに複数台設置したことで、これまで最大30分かかっていた検査待ち時間はピーク時でも約5分にまで短縮されました。一次スクリーニングを機器が担うことで、警備員は反応があったスタッフのみを確認すればよく、警備員の配置人数は半分以下に削減。長期的に見てもランニングコストは大幅に圧縮されました。
さらに、機器による検査は精度が高く、見落としリスクが低減。スタッフの通過ログが自動で記録されるため、勤務管理や動線把握にも活用できるようになりました。
また、人による検査が減ったことで、検査される側のスタッフの心理的ストレスが軽減され、検査を行う警備員の負担も大幅に減少。現場全体がスムーズに回るようになり、スタッフ・警備員・企業のすべてにメリットが生まれる“win-win”の環境が実現しました。
○入室時と退出時の金属量の「差」を検知するプロファイリング機能により、見落としのない高精度検査を実現!
○一次スクリーニングを高速で処理し、反応があったスタッフのみを二次検査へ回す効率的な運用が可能!
○スタッフの通過ログを自動記録し、打刻時間・休憩時間・フロア滞在状況などの情報を可視化!
○社員証をかざして通過するだけのスムーズな運用で、スタッフの負担を最小化!
本導入事例では、プロファイリング型金属探知器の導入により、検査待ち時間の大幅短縮、警備員数の削減によるコスト最適化、検査精度の向上、スタッフ・警備員双方のストレス軽減と、多方面での改善が実現しました。
「大量のスタッフを効率よく検査したい」「コストを抑えながらセキュリティレベルを維持したい」という課題を抱える企業にとって、本システムは非常に有効なソリューションとなります。
現在も安定稼働を続けており、今後もさらなる業務効率化と安心・安全な倉庫運営に貢献してまいります。
SMD601Plus Profiling System
※CEIA社製 金属探知器&ボディスキャナーページはこちら